タッチパネルつきTFTを使ってみた
Raspberry Piの画面出力については、手持ちのUSBモニターを使ったり、vncで他のデバイスに出してみたり といくつか試してみましたが、最近では専用の液晶モジュールが普通に手に入る状況になりましたので購入してみました。
Raspberry Pi用2.8インチ TFTモニタ特別セット
- 出版社/メーカー: Raspberry
- メディア: エレクトロニクス
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タクトスイッチ以外はアセンブル済の商品で、Raspberry Piのコネクタにそのまま挿すだけです。
ドライバのインストールは以下のインストラクションに従うだけですが、いつものことですが apt-get update は事前にやっておきましょう。
https://learn.adafruit.com/adafruit-pitft-28-inch-resistive-touchscreen-display-raspberry-pi/easy-install (英語)
http://store.techshare.jp/html/page62.html (日本語)
インストールが済んでリブートしたら準備OKです。
自動でpiユーザーでXを起動する設定にしている場合は、そのままTFTにXの画面が出ると思います。
私の場合はコンソールからログインする設定で、その上普段はpi以外の別ユーザーで使っているのですが、いつものようにログインして startx しても内蔵ビデオ(HDMIとか)の方に出てしまいます。
TFTの方に出すには
export FRAMEBUFFER=/dev/fb1
してから startx する必要があります。
解像度はQVGA(320x240)なので多少窮屈ですが、コンパクトで一体感のあるディスプレイがあればアプリケーションのイメージも膨らみます。
下はブラウザでグラフを表示してみた例です。
nodeあたりでいろいろやってみたくなりますね。