てはじめに
というか思いつくままに。ブログの勝手がまだよくわからないです。
パソコンから使えるリモコンもいくつかありますが、ほどほどの値段で手軽にいじって使える Buffalo RemoteStation PC-OP-RS1。クロシコのKURO-RSも似てますが同じものなのかどうかよくわかりません。
ただしこれ、万能ではありません。というか難点がいくつかあります。
・変調周波数
テレビ、HDDレコーダ、STB、照明くらいまではだいたい使えたのですがソニーのデジフォト(型番忘れました)は使えませんでした。距離や角度を調整するとピンポイントで反応したりするのですが、一般的には「使えない」ということになります。どうも変調周波数が微妙に規格(38kHz)と違うみたいなんですね。オシロで波形見てみたりもしたんですが、結果は忘れちゃいました。(^_^;
・分解能
データ分解能が0.1msです。赤外線という特性上、受信側もある程度寛容なので事実上困らないのですが、気分的にはもう1桁くらい細かく制御してみたい感じはします。
・データ長
記憶できるデータ長さが240byte=1920bit。分解能が0.1msなので、192ms分ですか。これだと、エアコン関係はほぼNGです。エアコンって、温度とか風量とかの設定をリモコン側に全部持っていて、何か操作する毎にそういう設定を全部送出するらしいんですね。なので必然的に発信する赤外線コマンドも長大なものになってしまうみたいです。
そんなわけで、ちょっとテレビをパソコンから操作するくらいの用途なら大丈夫ですが、これらの難点に引っかかる用途の場合は別の物を考える必要があります。工作に拒否反応がない人ならArduino+赤外LEDとかの方がどうにでもいじくれるのでよい気がします。
実際Arduinoで作ってみたら件のデジフォトもふつうに動きましたし。
さてこれだけだと商品にケチをつけただけでなにが技術ネタじゃいという話なので、今後これを使っていろいろ試してみたことを書いていきます。
プラットフォームは基本的にLinuxです。